なんてことない日記

毎日お寿司が食べたいなぁ

craic

 

昼からは大好きなあのお店に行こう。そう決めていたので、昼前からせっせと粕汁作り。帰ってからは、ご飯を炊いて、塩鯖を焼き、出汁巻を作ればオーケー。

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出かける前に少し食べた。酒粕で化粧水を作っているので、常に酒粕がある。パックもしてみようかな。オットは嫌がるだろうな。以前、蜂蜜を顔にぺたぺた塗っていたら心底嫌がっていたから。食べ物をそんな簡単に顔に塗るなんて!といった感じに。

 

さてさて大好きなお店、つまりcraic(クラック)へ。

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食べかけだけど。

うーん、じんわり美味しい。なのでいつもゆっくり、ちびちび食べるのです。「じんわり美味しい」が一番すごいと思う。なかなか出会わないよ、じんわり美味しいお菓子なんて。これは出来立てのスパイシー大葉チーズスコーン。甘いスコーンももちろん食べた。

 

お客さんのひとりの方と話をしていて、かなり自分と重なるところがあって、胸がぎゅーっとなった。お互い順番に話して、わー、わかるわかる。って分かり合えて、うれしかった。 こんな出会いができるのも、この場所だからって分かってる。

わたしがまだ今より若くて、とても生きずらくて、心がトゲトゲしていたとき。このお店や、ここで出会えた人たちのおかげで、ずいぶん救われた。それまで狭すぎた自分の「枠」が広がったんだと思う。

 

この日も店主のチッペさんとたくさん話した。こんなにしっかり、どっぷり、話し合える相手がいるってありがたい。色んな意味でとても信用ができる、人生の先輩なのです。

 

21歳のときかな、ひとりでふらっと入って良かった。しみじみそう思う。

 

 

雪が降った日

 わたしの住んでいる町にも雪が。

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子供はよろこび、大人は嘆いている。(けどじつは少し嬉しいんじゃないかな?)雪があまり降ることのない町の、雪の記憶。

小学校の頃を思い出した。授業中に雪が降ってきて、担任の先生が授業の途中にもかかわらず「外であそぼう!」と言ってくれたこと。この先生の一言の後に湧き出た、みんなの歓喜の叫び。いまでも思い出せる。みんなの顔も、動きも浮かんでくるくらい。あれは最高のプレゼントだった!

しかしわたしの記憶は、けっこう夢と現実がごっちゃごちゃなので、本当にあった出来事か少し不安なのだけど。けれど夢だったとしても、とてもすてきな出来事だったのだ。

 

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数時間でこんなに積もった!(家の裏の荒れっぷりったら。。)道路の温度計を見るとマイナス4度だった。その数字を見て、うわぁ、寒いなぁ。と呟きつつも、やっぱりわたしは喜んでいる。

車の運転とか、困ることがでてくるにもかかわらず。それでも雪が好きらしい。

 

変わる瞬間

 

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今読んでいる本です。

「小説のように」アリス・マンロー 

アリス・マンローの本ももう四冊目?それにしても、相変わらず先の読めないストーリーたち。はらはらとは違う、ドキドキとも違う。ただ、予想ができないのだけど、現れる文章をただ淡々と受け入れていく、わたし。甘ったるくない、少し乾いた文章がかっこいいと思う。

40代や50代になった時にもアリス・マンロー作品を読んでいたい。きっと、今とは感じ方が違うだろう。もっとわたしの内側が色んな反応をする気がする。

 

今日は雨が降っていた。コンビニに寄って、コンビニを出たときにはみぞれに、そして雪へと変わっていった。変わる瞬間、それは特別な時間だった。きっと、どんなこともそうなんだろうなぁ。

今日は家にあるお肉と野菜で、カレーにしました。オットは3日連続カレー(コンビニ、ココイチ、家に)らしいけど、へっちゃらなんだって。カレーは偉大なり。

朝食

 

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 昨夜行ったお店で買ったベーグルで朝食。こんがり焼いて、チーズとスクランブルエッグとベーコンを挟んだ。カリッともちっとが美味しいベーグル。オットと半分こ。

我が家の朝食は質素(と言うのか?)。なんなら平日は朝食ナシの日が多い。ブランチのときは色々作るけれど。オットが「食にうるさい人は朝ごはんこれだけやったら怒るんかな?」と呟いていて、はっとした。たしかに、と。もし、いつか家族が増えたときは、こんな気ままな朝食ではいかんのだなぁ。まぁそのときは、そのときにしかわからない。

現在の朝食、ベーグル半分とコーヒーだけの朝食。一口一口じんわり味わって食べた。それも満喫するべきなのだと思って。

 

雑誌と暮らし

 

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コーヒーを買うのにコンビニに入った。雑誌コーナーへ行くと、POPEYEが。手にとってパラパラしてみると面白そうだったので、買ってみた。オットの好きな洋服ブランドのデザイナーさんも載っていたので、きっと喜ぶだろうと思って。

近ごろ世の中はシンプルブームで、雑誌を見ててもちょっとつまんないなって思っていた。いかに綺麗に収納するか、とかに飽きちゃったのだ。(大切なことに変わりはない)

少し散らかってても、好きなものに囲まれて暮らしている方がかっこいい。本とかCDとか!

わたしもそんな風に暮らせる人間になりたい。POPEYEを読んでそう思った。

 

そういえば、わたしはいままで家を建てたいとか、家が欲しいとかいう気持ちがあんまりなかった。けれど最近、確実に変わってきている。(心の変化を眺めるのは楽しいな)

ちいさな小屋を建てて暮らしたいなぁと思う。自分たちで考えて、自分たちの手で建てたい。大工さんに手伝ってもらいながら。近くに湖があったり、小川が流れていたらいいな。オットの地元は山の麓の方なので、そこに暮らせたらいいなと思う。空がとっても広いのだ。

 

さて今から友人と大好きなお店でディナーです。

いってきます。

 

 

ある種の色光

 

 

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫)

「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」村上春樹

多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。
何の理由も告げられずに――。
死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。

 

 

村上春樹が翻訳した本は最近読んでいたのだけど、村上春樹の小説は久しぶりに読む。

たくさんの疑問が残ったまま、この小説は終わってしまった。まるで村上春樹に「あとはお任せしますので、ご自由にどうぞ。」と言われているような気がする。そのおかげで読み終えた後も”考え続ける楽しさ”があった。現実でもない、夢でもない、「平行世界」のような場所で様々なことが起こっていたのかなぁとも思う。そして色彩を持っていないと思っていたつくるは、”ある種の色光”の持ち主だったのかなとも。

 

もやもや、もや

 

やっぱり間違っていると思うことはしたくない。それにオットにもして欲しくない。

それはきっと善意なのだろうけど、わたしは全くそう感じることができない。むしろ、なんて下劣な行為なんだろうと思ってしまったのだから。

ここ数日、このとある事についてずっと夫婦ふたりで話しているし、ひとりの時も気がつくとこのことばかり考え続けている。

誘惑があり、侮辱もある。それでもわたしは、自分の大事にしていることを守りつづける。大げさだなぁと思われていると思う。

しかしそれは間違いで、この選択はとても大切なものだと思う。ここであっち側を選ぶ人は、一生そうやって生きていくはず。わたしは自分だけの道を歩きたい。誰にも教わることはできないことがある。わたしだけの人生、オットだけの人生なのだから。

この出来事はほかの人にとっては、もしかするとラッキーなことなのかもしれない。それに"そうゆうこと"があるのが「社会」なのかもしれない。

だからわたしは社会に不適合なんだろう。けど、そんな社会なら不適合のほうがいい。長いものに巻かれるな。

 

こんな風に悲しいこともあるけど、自分のなかの美しいものを大切にして、楽しく生きよう。

 

ここ最近ずっと頭の中がこんな感じなのです。

感情の部分しか書くことができので、意味不明の文章だけど、書くとすっきりする。心が落ち着いてゆくのがわかる。

はぁ〜。ブログの存在が非常にありがたい。

 

 

本と昼ごはん

 

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夜までは一歩も外に出るつもりがなかったので、家にあるものを食べる。豚バラを茹でてあとはある野菜と一緒に食べた。

そして今読んでいる、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」/村上春樹 

これが面白くて、もう一度読み返している。あとはあなたの想像にお任せします、ってそうゆわれてる感じ。好きだなぁ。

はっきりとわかりやすいラストが好きな方は、もやもやするのだろうけど。

わたしは魅力されまくりで、読み終えたばかりなのに再び読み直している。

この本は読み応えがある一冊だと思う。今回読み終えたとき、わたしはどう思い、感じるのだろう。前回とは違うかな。ただただそれが楽しみ。

 

夜は同じアパートに暮らしていた友人夫婦たちと焼肉へ。みんな大人になっていくのだなと、そう思った。入り口近くの席で、寒いなかビールを飲みつつ、そう思ったのだ。