4/5.6.7
実はこの三日間前の職場で過ごしていて、この日が本当の最後の日だったのです。
自分のこころは「楽しいな」って確かに言ってた。「さみしいな」って。
けどわたしは今のままだと今のままなのです。わたしにとって変わらないということは安心するけども、絶望も感じることでもある。仕事が嫌いとかではなく、その平凡でしあわせな日常に倦んでくる。(不幸が好きなんじゃなくて、一攫千金を狙ってるわけでもなくて)
しかしこの三日間、とてつもなくしあわせだった。それは終わりの気配が濃くそこにあったから、更により強く感じた。
先生たちとの別れの挨拶。心の中には溢れんばかりの思いがあるのに、言葉にできなくて、ありがとうございましたしか言えなかった。
言葉のかわりに涙は溢れ出て、心は「寂しい寂しい寂しい」と訴えはじめて。扉をドンドン叩くような勢いで。
大好きな先生たちともう会えなくなる。
だんだん過去になっていく。その瞬間、この職場で働らいた日々がとても美しく輝いてきた。すばらしい瞬間。寂しさをも超越した快感。
家に帰って、手紙を読む。
こんなにこんなにわたしを超、肯定してくれた手紙を書いてくれた人たちはいない。いつも人よりできない自分に劣等感ばかり抱いていたわたしは、あったい毛布で包まれたような気持ちになる。
三年間自分の中で大切にしてたことは間違ってなかったんだな。気づいて、認めてもらえてたんだな。そう思えたら、この三年間はとても有意義な日々だったと思います。
さぁ本の虫(ときどき映画も)になるぞ〜〜