主人公の少女シーオは本をいつも想像している。それゆえいつもぼーっとしている。友だちもあまりいないらしい。けいつもど本を読んでいて、想像力があって、わたしはとても好き。
シーオはお母さんのリーとふたり暮らし。リーは若くしてシーオ産んでいて、少し問題がある。シーオに物乞いをさせたり、傷つけたり。そして彼氏ができるとシーオを自分の姉の家に預けてしまう。シーオはいつも「夢の家族」を想像していた。孤独でも、悲しくても、幸せを強くイメージし続けたシーオはすごいと思う。わたしもそうありたい。
とても面白くて、あっとゆうまに読み終えた。
不思議なことも起こるし、ファンタジーなのだけど、ちゃんと現実的な物語でもあるので、すいーっと世界に入り込めたのかも。
現実とファンタジーが半々くらいが児童書でのわたしの好みなのかな?ファンタジーすぎると入り込みづらい、現実的すぎるとつまんないとか??
まだまだ不確かなので、これからたくさん読んで確かめてゆきます。