寒くなるとお鍋が食べたくなる。お鍋に欠かせないのはカボス。県の名産でもあるカボス。わたしはカボスラバーなのです。
鍋はカボスとお醤油で頂く。カボスのない季節はポン酢に頼るけれど、やっぱり搾りたてのカボスにお醤油を合わせたものが一番好き。
焼き魚にもカボスを搾る。炊き込みご飯にも、豚汁にも、お刺身のお醤油にも。父はよく焼酎のお湯割りに入れてたな。美味しそう。
カボスを包丁で切るたびに、その日の夕食のメニューとの組み合わせを考える。あぁこれにも合いそう。あれにも合わせたい。と。
カボスってすごいね。カボスは偉大だね。木を植えるならカボスの木を植えたいね。といつも言うのでオットは呆れている。
昨日のお鍋は鱈の鍋。実家で鱈ちりを食べて美味しかったので、オットにも食べてもらいたくて。
昆布で出汁をとって、具は鱈とお豆腐とえのき。真っ白なお鍋にしてみた。真っ白なのが最高に良かった。
お鍋っていいな〜、美味しいし、あったかいし。平和な気持ちになる食べものかもしれない。万が一、怒ろうとしても口に入れたお豆腐が熱々で、冷めるまでハフハフしてたら怒りも飛んでいきそうだ。