わたしはピクニックという言葉が異常に好きで、実際ピクニックをいつでも、とてもしたい。
外でコーヒーを飲むだけでもいい。とにかく自然のある場所に出て、食べたり飲んだりくつろいだりするのが好きなのだろう。
家の外に、ちょっとでもそんなことができる場所があったらなぁ。といつも思う。
次に住むところはそんな場所がある所がいい。
昨日はオットをそそのかし、久しぶりのピクニック。わたしは自然があって、シートを広げられる場所があればそれでいいのだけど、オットのピクニックはそれとは違った。
山の上まで車で登り、さらに歩いてゆく。
たどり着いたそこは
山の頂上付近。ピクニックというよりハイキングじゃん。と思ったけれど、遠くの山々が見えるこの景色はすばらしかった。
反対側は、わたしたちが住む街が少し見える。
無印のフリーズドライのスープとソーダブレッド。(重曹を入れすぎて少し苦かった)
オットがにゅうめんを作っていて、この人はピクニックにそうめんとうどんスープの素を持ってきてたんだなぁと、ただただそう思った。
そのにゅうめんは、箸が止まらないほど美味しかった。
眺めのいい場所でコーヒーを飲んでたら、頭の中がどんどん空っぽになっていった。
ごろん、としたときの目線。
ごろん、としているときのふたり。
本を読んだり、それぞれ好きなようにして過ごす。外で、コーヒーを飲んでクッキーを食べながら本を読むのって大好き。思わず、「あぁ、豊かだ〜」と叫びたくなる。
鳥たちが鳴いている。孤独を嘆いているような声、仲間を呼んでいるような声、いろんな風に感じる。
帰りがけ、気になる木があったので車を止めてもらった。フェアリーリングとは違うけど、なんだかこの輪っかは「妖精がこしらえた」気がする。いたずらっぽく、遊ぶようにして造られたのかな?と。
わたしは、「見える見えない」よりも、「感じる感じない」で生きているんだと思う。
「ジャッジしないで」いま、わたしの心に浮かんだ言葉なので、書き留めておきたい。誰かへの言葉?ううん、自分への言葉???