なんてことない日記

毎日お寿司が食べたいなぁ

本とできごと

 

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わたしは本を読んでいるのだけど、オットはテレビを見ている。リモコンを常に握りしめて、数分ごとにチャンネルを変えてゆく。それがしだいに数秒ごとになる。歌番組、ニュース、トーク番組。光が、音が、はちゃめちゃな光線のようにわたしに届く。

「あたまがおかしくなりそうやけ、それやめて。そのチャンネルを変えまくるやつ。」とお願いした。

オットは少し驚いた顔をして「いつもあたまおかしいやろ?」と。それにわたしも驚く。

きょうも我が家は平和。

 

夕方に隣の市にあるマックカフェへ行った。窓際の席で二人並んで。わたしは読書、オットはパソコン。お供にコーヒーとマフィン。

背後から女子中学生の会話が聞こえてくる。ひとりの子の話し方が同級生に似ていた。「同じクラスじゃなくてよかった。毎日この話し方が耳に入るのは耐えられない」と思っていた子の。けどこうして聞こえてくると、その子の話し方はとても大事で、その子がいるから盛り上がっている風にも思えた。心の中で同級生に"ごめんね"と呟いた。

そもそもわたしの話し方こそ変なのに。。

 

その子たちの隣でらおじさまが読書をしていた。佇まいが素敵で、側にはやっぱりコーヒーがあって、いい感じだった。

お友達になれたら素敵だろうな。本の話とか聞きたいな。叶うことのないわたしの夢はふくらんだ。

コーヒーをもう一杯ずつおかわりして、アリス・マンローの「ジュリエット」を無事読み終えて帰った。