なんてことない日記

毎日お寿司が食べたいなぁ

30歳成人説

昨日30歳になった。大好きな人たちからの、たくさんのおめでとう。それは今、わたしの体にしっかり詰まっている。その証拠に外は寒いのに、体も冷たいのに、不思議なくらい感覚がぽかぽかなのだ。

 

わたしは子供の頃から人付き合いがあんまり上手じゃない。苦手な人たちとも付き合って、嫌な気持ちになって、それでもずるずる一緒に居たり。よくない方向に向かっているとわかってても離れられなかったり。

けど、20歳のあの日、色んなことが変わったあの瞬間。とにかくもう自分の好きな人とだけ関わろうと思った。ばっさり、すっきり。

そのあと、自分は冷たくてひどい人間なのかも知れないとたくさん悩んだ。いい人間になりたいのにな、と。(いい人ではなく、いい人間に)

大好きな人たちから、たくさんのおめでとうをもらった昨日。あの時、わたしはひどいことをしたんじゃなくて、自分を大切にすることを選んだんだ!と思った。

 

小沢健二の歌詞が浮かぶ。「もしも間違えに気がつくことがなかったとしたら?並行世界の僕はどこらへんで暮らしてるのかな?」

たくさん間違えて、気がついて、軌道修正しながら生きてきた。

もし、間違いに気がつくことがなかったら、わたしはオットとも出会えていない。それに今みたいに本を読むこともなかったかもしれない。毎晩お酒をたくさん飲んで、酔っ払って、ひたすら自分の欲を満たすことしか考えていない人間になっていたかもしれない。そんな気がするのだ。気づけてよかった。

間違えたことなんてない!って言う人もきっといるんだろうな。それは、すごいことのようで全然すごくない気もする。

 

村上春樹の30歳成人説でいうと、わたしはやっと新成人。たしかに20歳のときよりもしっくりくる気がする。

f:id:luomu1212171:20191213223125j:image

ロイヤルホストのパフェをふたりでつつき合う。幸せの象徴のような食べ物!そう言いながら食べた。