なんてことない日記

毎日お寿司が食べたいなぁ

推し店員さん

 

今日の朝はコメダでモーニング。席に座ると、おばさま店員さんがお水を運んでくれた。ビビビッときたわたしは、向かいに座っているオットに「あの人只者じゃないよ」と小声で囁いた。

いつもは山食パン、あんこ、マーガリン。それにゆで卵プラス。なんだけど、今日はゆで卵とジャムを選んでみた。すべては気分。外で食べるゆで卵は家で食べるゆで卵より美味しいのなんでだ??

食べ終わってからは本を読んだ。ポールオースターが亡くなったので、追悼の気持ちを込めて、ブルックリンフォリーズを読んだ。ポールオースターの本はいつも、読み終えたあとに「最高の読書体験だった」と本を抱きしめたくなる。大好き。

そうそう。本を読みながら、なんだか口寂しいなぁ。何か頼もうかなぁ。って思ってたその時、その瞬間、さっきのおばさま店員さんがニコニコしながらやってきて「甘いの食べたくないですか?」と。

「気持ちが読めるの!?」とドキドキしながらも「食べたいですっ」と言うと、おばさまは胸のポケットからゴソゴソと紙を取り出して「ウフフ...これ使ってね」とテーブルにそっと置いてくれた。

それは店舗限定の、ソフトクリームかおしるこサンドがもらえるという最高のチケットだった!わたしがわーいわーいと喜んでるのを見て、おばさまもすごい嬉しそうで、ふたりでニコニコ。癒

やっぱり只者じゃなかった!オットに「ね?」と目配せした。

第一印象の時点で、どこかでお店を営んでいた人なのかなと思ったんだ。本当にしてたかはわからないけど、妄想は膨らむ。

この人のお店でならアルバイトしたいなぁ。とか、わたしたちがお店を作ってこのおばさまにママになってもらって、、とかとか。こういう時って人生がきらめく。たとえ妄想でも。

推し店員さんができた。わたしの好きな人間のタイプってユーモアがあって、チャーミングな人だな。わたしもそうなりたい。

またモーニング行こっと。推し活???