なんてことない日記

毎日お寿司が食べたいなぁ

凍ったプリン

 

小学生の頃、大好きなおやつがたくさんあった。その中のひとつが、プッチンプリン

母とお買い物に行って、3個パックを買ってもらう。3個のうちひとつはそのまま食べる。もちろんお皿に「プッチン」して。お供はいつだって、おばぁちゃんが淹れてくれる玄米茶。

残りの2つはすぐに冷凍庫に入れる。

カチカチに凍ったプリンを、少しずつ少しずつ食べる。スプーンを逆手でもって、彫刻刀で木を掘るようにして。最後の1つは半解凍にして食べる。また食感が変わって美味しかったんだよねぇ。ミスターチーズケーキの食べ方みたいなことをプッチンプリンでしていたんだね、小学生のわたしは。

この前久しぶりにプッチンプリンを凍らせて食べてみた。前と同じスプーンの持ち方で。懐かしい味がした。

わたしは子どもの頃、おやつは食べたいものを食べたいだけ食べていた。よく太らなかったと思う!

仲の良い友人の家のおやつは、1袋のポテトチップスを4等分していた。(4人兄妹だった)広告の上に置かれた、「よんぶんのいち」のポテトチップスにわたしはすごく憧れた。まるごと1袋よりもずっと魅力的だった。家で真似っこして食べたりもした。

そしてわたしはいま、ポテトチップスはひとりで食べない。必ず、誰かと一緒に分けっこして食べるのだ。

その子にも憧れてたのかもしれない。面白いのに、キチンとしてる子。

凍ったプリンも、その子も、懐かしいなぁ〜。

前日、小学校の同級生のお兄ちゃんに会ったとき、「全然変わってない」と言われて、少し切なかった。