グラノーラも美味しいけれど、子供が食べるようなシリアルの方が好き。子供の頃、ケロッグのシリアルに魔法のペン(片方は透明で、もう片方は色つきで、透明なペンで書いた文字の上を塗ると文字が浮かびあがるという)が付いている時に、よく親にねだって買ってもらっていた。
けれどわたしの家は、一年のうち360日くらいは米と味噌汁の朝食だったので、シリアルを食べるタイミングがわからなかった。(父が嫌がっていた気もする)だけどわたしはシリアルにぶっと憧れていたし、シリアルが好きだった。
いまは、毎朝だって食べれる。食べなくってもいい。なんだって自分で選べる。わたしは大人って自由だなっておもう。大人になれてよかったと。
母に付き合って、スーパーの特売に行ってきた。スーパーは好きだけど、特売の雰囲気が苦手でたまらない。母はアドレナリン全開になるタイプ。わたしは魂が抜け出たようにぼぅっとしてしまう。わざと魂を抜いているかもしれない。親娘でも全く違うことが多い。大人になってますます思う。
夜はお茶を飲みながら、ヒーターの前で編み物を。閉じたり、糸の始末が苦手なので先を考えると心配だけど、心配すぎて嫌んなるけど、今編むべきところをしっかり編むのだ、わたし。