なんてことない日記

毎日お寿司が食べたいなぁ

水無月

 

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新しい月のはじまり。とらやのカレンダーはとにかくお気に入り。丹羽茶舗さんで買いました。

昨日はミニクーパー大分市内まで走ったけど、風が気持ちよくて、ユーチューブ流しながらふたりで歌ったり。いつものドライブより会話も多くて楽しかったな。

わたしの車もそんなに新しいわけじゃないので、運転中はテレビもDVDも見れない。それがいい。運転中は歌ったり、しゃべったりしたいんだな。

けど、子どもが居たら話は違うのかな?

ミニクーパーの車検は一週間ほどで終わるらしい。

図書館の本を返して、まだ借りてないので家にある本を読む。そんなときは本の部屋にいって、本たちを眺めて、手にとって、選ぶ。自分の心によく、よく、聞いてみる。この時間って特別だなぁ。

自分のいまの気持ちがわかって楽しい。「へー、こんな気持ちなのね」っていつも驚かされる。自分に。

今回はよしもとばなの『ジュージュー』。読み進めて、わかった。この本を選んだ理由。この本が選ばれた理由。わたしがいま、求めてたことが目に飛び込んでくる。どんどんどんどん。

いま、読むべき本だったんですね。ありがとう内側の自分。

わたしはよく、昔から灰色(グレー)、よくない色、曇ってる、内側、などなどの言葉をなんとなく口にだしてた。すべて感じたことで。

親や周りからは、よくわからないと思われ、言われ続けたけど、よしもとばななの本をはじめて読んだとき、いい意味でびっくりした。そして本当に救われた。同じように感じる人はこの世界にはきっとまだまだたくさんいるんだって思えて、とても安心したのを覚える。

 

近頃は海外小説ばかりで、最近の本は読めてなかったりするけど、やっぱりよしもとばななの世界はわたしの落ち着く場所だなぁと思う。

 

6月はどんな月になるだろう。とにかくお腹減ったなぁ。

 

31.9

 

金土日月と、とにかく外に出て、人と関わって過ごした。予想外に家にいる時間が少なくて、気づけばお野菜をダメにしちゃってた。

今日は誰にも会わず、ひとり。テレビも音楽もつけてない。静かな時間が過ぎてゆく。聞こえる音は網戸にした窓から入ってくる風の音、鳥のさえずり、前の道路を通る車の音、そしてわたしの打つキーボードの音。この自由さ。

音のある部屋と音のない部屋は全く違う場所に感じるなぁ。

横に倒れるように育ったエバーフレッシュが風で揺れる。こいつをまっすぐしてあげないとな。と揺れるたびに思う。

今日は唯一見ているドラマ「あなたのことはそれほど」があるのでそれまでにお風呂もすまそう。けど今日の笑ってこらえてにアラスカが出て、しかも私達がお世話になったツアー会社さんもでる(と思われる)からこれも見るつもりなので、どうしよう。

こう書いているわたしはテレビっ子なのかもしれませんな。

 

部屋の温度は31.9℃。夏の室内は50℃くらいなるんだったっけ?

いま、見えるもの

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 ねっころがって、自分の思考を覗いてみた。「このまま起きたくないな〜。暑いし、ご飯つくりたくないな〜。」って、なかなかのめんどくさがりやさんだなぁと思う。

こうして自分から少し離れて自分を見つめると、意外な自分に気づきます。

オットは今日遅い日だし、このまま少し眠ってしまおうか。

しなければならないことなんてほんとのほんとはないんじゃないかな?

自分がしあわせで、一緒に暮らしてる人がしあわせで、まわりの人たちに迷惑かけることがなければ、何をしてもしなくても、いいんじゃないかな。

勝手口からわたしと部屋を照らす西日がそう言っているみたい。

 

 

アラスカ日記 11月24日 シアトル

 

シアトルに着くまでのわたしはとても緊張していた。そしてそれ以上に興奮していたように思う。

長時間フライト、機内食、いま自分が向かっている世界、どれもいつもの日常にはなくて、いまここにあるもの、いまの気持ち、それらをとにかくおもいっきり、感じよう、味わおう、と思った。

宇宙食みたいな機内食を食べて、映画を観た。機内の明かりが落ちて毛布が配られた気がする。いつの間にかわたしは眠っていた。眠れるか心配してたのに、「おれはどこでも眠れるよ」と公言していたオットよりグーグー寝ていたらしい。オットはあまり熟睡できなかったみたいだ。

必ずしも自分は自分の思ってる人間ではないんだなと思う。良くも悪くも。

 

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朝ごはんにスターバックスのコーヒーが出てうれしい。食べかけの写真。

まだ時間はありそうだったのでアイアムサムを観る。これは何回観ても泣く。見てる場所が映画館でも、部屋でも、日本から遠く離れた名前も知らない海(あくまでもわたしが)の上空でも。

意外とあっとゆうまにシアトルに到着。

シアトル空港はでっかかった。大きいんじゃない。でっかいのだ。ターミナルの移動にトラムという地下鉄みたいなものに乗る。空港内なのに冒険しているみたい。

荷物検査や入国審査は難しかった。英語が全く聞き取れなくて、理解できなくて、恐怖心さえ芽生えた。オットの方がかなり理解できていた。悔しいけど助かる。

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遊園地みたい。コーラ一つ買うのもドキドキした。

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アラスカ空港の飛行機。エスキモーがかっこいい。

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 飛行機と夫。アンカレッジ行きの時間がやってくる。

 どんどんアラスカが近づいてくる。憧れの地、アラスカ。もうすぐ。

 

CIRCLE2017

5.20 saturday

 毎年恒例となっている音楽イベントに今年も行ってて参りました。先週結婚式を終えたばかりのオットの親友夫婦と4人で。前日にお泊りまでさせてもらって、お世話になりまくりました。

天気は文句なしの快晴!(去年は夕立がすごかったのです。)

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自然、音、音、人、人、音、飛行機、人、音、人、人。

心が爆発するようなエネルギーをたくさん感じさせてくれる。

 

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この時、この場所に存在できてよかった。

 

circleに来ると必ず思いだず曲。わたしの大切な歌。



『愛すべき生まれ育っていくサークル』この歌詞が浮かぶ。口ずさむ。

この歌詞を知って向かうcircleは、自分がもう一つの宝物の場所を知っているように感じる。もう一つの違う気持ちも感じれる。(勝手にね)

 

実は、今年は行かないとゆう方向もなかなか強かったのですが、オットの大学時代の友人(音楽や映画に詳しい)がcircleのタイムテーブルを見て、「アツいよ!絶対行ったほうがいいよ!」と言ってくれたおかげで、行くことになったと言っても過言じゃあない。ありがとうTさん。

 

帰りに去年も食べたトンカツを食べて帰りました。年に一度、この日しか食べないこのお店のヒレカツ。ここでの最後はなぜかいつも自分が異星人になったみたいに感じる。いつか思い出の味になるんだろうな。

 

CIRCLE今年もありがとう。また、きっと、来年。

 

『至福の味』ミュリエル・バルベリ

 

 

とにかく美味しい食べものがでてくる物語と思っていた。いや、でてくるけど、その料理たちには思い出がたくさんつまっていた。 

主人公は残された時間の少ない料理批評家の男。そんな最期の時間、ベッドの中で、この男は心に根付く、「あの”味”」を思い出すためにさまざまな料理とそれに伴う出来事を思い出いだしていく。そんな話。

この男はなんだか嫌なやつ。お金もちで、偉そうで、冷血漢。死の淵に立っても食べ物のことを考えてるなんて。奥さんや子供達に思い残すことはないのかよっ。と言いたくなる。

しかし読み進めていくと、男の話はどんどん好きになってしまう。男が語る食べ物が食べたくなるし、食とその背景にある思い出に心がうっとりしてくるっていうのかな。

誰がなんと言おうと、どう思われようと自分の信念を最後まで貫き通す ということは簡単なことではない。家族を大事にしてなかったり、子供から憎まれるのは嫌だけど、何かを守るためには何かを捨てなければいけない人だったのだろう。もう少し家族のこと愛せだだろ。と思うけど。これは娘や奥さんの立場からの意見だもんな。

わたしにとっての現時点での至福の味ってなんなんだろう。

 

5月1日 (月)

 

山に登ろうか、とも話していたけど、準備もしてないし、体力も心配で。急遽デイキャンプに変更。

色んな場所の中から別府にある志高湖に行ってきた。(湖っていいなと)

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ボートからの眺め。いい天気、きれいな空。造られた自然をも美しいと思えるよ。

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反対側は手が届いてない、野生的な森があって、わたしとオットは俄然こっち派です。

ごはんはキャンプ飯。コンビーフと玉ねぎを炒めてマスタードを塗ったパンにのっけて食べたり、マルタイラーメンを作って輪切りしたレモンを浮かべて食べたり、あとは無印のレトルトカレー

昼寝したり、コーヒーとオレオを食べながら本を読んだり。気持ちよかったなぁ。

この日は平日だったから、年配の人たちも多くて、元気と希望をもらった気がする。今度は泊まりたいね。

 

湖の真ん中で目を瞑って、ただただ無になって。ただ存在しているだけの状態でいると、色んな閃きや悟りと出会える気がした。

そうオットに話すと「ボート漕いでなかったらそうなんもね」と言われた。オットは向かいで必死こいてオールを動かしてたのだ。

だんだんコツを掴んで、その手が正しく、たくましく動く様は強いエネルギーを感じたよ。水に逆らうんじゃなくて、水のリズムに上手く乗っかっているとゆうか。

人生もそんな感じがいいなと思う。大きな流れにのって、気持ちよく生きたいな。

気持ちよく生きるために、とりあえずおやつを買いにいこう。(こじつけ)

 

 

食い意地は張っている方

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ホタルイカの醤油漬けで食べて、オットのおばあちゃんの高菜漬けで食べて、おかか醤油、卵かけご飯にして食べて。

ごはんはあらゆるものを受け入れてくれるし、優しい。白くてやわらかくてほんのり甘い。

夜だけ炭水化物抜き(ゆるゆる)をしてから思う、ごはんは一番のごちそうだなって。

土鍋でごはんを炊くと、炊飯器で炊くのが申し訳なくなる。うちの炊飯器はおいしく炊けない炊飯器らしい。

土鍋で炊くごはんはそのお米の本当のおいしさなのかな。蓋を開けた瞬間、「わたしを見て」と言わんばかりにぴかぴか光っているお米たち。わたしたちは毎回その美しさにうめき声をあげてしまうほど。

 

なによりこんなにおいしいお米を作ってくれているオットのお父さんとお母さんはすごい。