なんてことない日記

毎日お寿司が食べたいなぁ

最近聴いている曲たち


くるり - 琥珀色の街、上海蟹の朝 / Quruli - Amber Colored City, The Morning of The Shanghai Crab (Japanese ver.)

 

くるりはすごいと思うし、曲もいいと思うんだけど、そこまで聴き込んできていない。そしてたくさん名曲がある中でわたしが一番強く惹かれたのは、意外なこの曲。ラップ!?くるり、こんなのもできるの?とびっくりさせられた。とてもいい意味で。

この曲に込められた強いメッセージを、完全に理解することはまだできていないと思うけど、メッセージを感じとれたことがうれしい。

タムくんのアニメーションがまたとても良いのです。

 


キリンジ - エイリアンズ

キリンジは何故かアルバムを1つだけレンタルしたことがあったアーティスト。特に聴くこともなく、存在だけは知っていた。この状態が何年も何年も何年も!

遅らせばながら先日この曲を初めて聴いたとき、こんな名曲を聴き逃していたと気づいたとき、ショックで放心状態になった。大袈裟ではなく、自分は一体何をやってたんだ!と。

エイリアンなのに、こんなにも切なくて美しい曲に仕上がるのはキリンジにしか不可能なことでしょう。エイリアンズはもちろんDrifterとか、鋼鉄の馬もよく聴く。リアルタイムで聞きたかったな。

 

食パン

 

(月に一回くらい)食パンを買うと、毎日早く起きて朝食を食べようという気になる。ほぼほぼ使命のようなものを感じて、ひたすら食パンを食す。 

わたしはなるだけパン屋さんで食パンを買うようにしてる。どこのパン屋でもいい。そして1/2斤買う。スライスしてもらう場合はサンドイッチ用で。ときどきスライスせずに買って帰る。

最近はまっているのがハニーマスタードソースのサンドイッチ。

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アイハーブ で買った、このマスタードの蜂蜜を混ぜるだけでたまらなく美味しい。アップルビネガーが利いた、このマスタードだからこの美味しさなんだと思う。酸味があって爽やか〜。

パンにバター、このハニーマスタードソース、ハム、チーズ、ハム、チーズ、マヨ少し、パン。(レタスがあれば尚良い)このハムとチーズが多すぎるくらいが、ソースに負けなくて美味しいバランスなのかと。

そしてピーナッツバター(甘くない)&蜂蜜。薄めのパンをカリッと焼いて、ピーナッツバターをたっぷり塗って、蜂蜜をかけて食べる。冬は蜂蜜が固いので塗ります。

あとはヌテラやジャムで食べたりも。ベーコンエッグなどおかずがある時はバタートーストが一番好き。

パンが固くなってきたらフレンチトースト。好きなのか、好きじゃないのかわからないまま大人になった気がするんだけど、作って食べるということは好きなんだろう。メープルシロップたっぷりかけちゃう。

小さな頃は食パンもコッペパンも苦手だった。厚さや食べ方が違うと、こんなにも好きになるなんて面白い。食に興味がある人間でよかった。

 

今朝のパンを真っ直ぐ、上手に切れた。生まれてからずっっと不器用なので、こんなことでも嬉しい。成功体験になる。みんなが当たり前にできることが全くできなかった。

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ちゃぶ台をどけて、お茶も用意して、ねっ転がりながら書く。いちいち自由を感じる。何かを少し変えてみる、って中々いい。

 

雪が続く日々。嬉しいけど、不便もある。(けどやっぱり嬉しいが本当の気持ちだ!)

仕事で山のほうへ行ったオットが心配で、朝から何回も何回も何回も「気をつけてね」って言っちゃう。

火を熾す 夜

 

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パーマもとれかけの無造作な髪型。癖毛なのでこうなる。

セーターはマーガレットハウエルの煉瓦色。

このお気に入りの服を着て、今日はオットの友人宅へ。奥さんとわたしも仲良しなのです。

娘ちゃん(2歳)がとにかく面白い。とっても可愛いのに、謎の貫禄がある。スマホを持っている姿は、ビジネスメールを送っているサラリーマンのような雰囲気!(なんでなんだ)

最初は人見知りされて目も合わせてもらえなかったんだけど、最後は友だちになれた気がする。きっと!

わたしは、子どもには心を全開に開く。とてつもなくオープンマインド。わたしの魂が幼いからだと思っている。大人と関わるのも大好き。けど、今も昔も頭のカチカチな大人が話す(心のこもってない)言葉は、全く理解できない。困ったもんです。

 

実はここはオットが設計を担当した家。

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この場所がすごく良かった。灯を消して、ここの前でコーヒー飲みながらひたすらぼーっとしていたい!

オットが設計を担当した家に行くのは2回目。どちらの家もかっこよくて、心地よかった。そしてそう思えるということも良かった。ずっと尊敬の念を抱いていたいのです。わたしも尊敬されるようにならなければ。

思い出つらつら

 

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オットのミニ、色々調子が悪いみたいなので、車屋さんへ。とりあえず修理を頼んだみたい。どうなるかな?

一般道で2時間のドライブ。

同じ市内にオットの知り合いの工務店&建具屋さん(わたしも大好き)が施工したカフェへがあるからランチをしに行こうと。

そのカフェのある場所が、わたしが昔一人暮らしを少ししていた場所だという。

若くて浅はかだったあの頃、少し切なくなる思い出の町。仕事も生活も恋愛もめちゃくちゃ。働いていたサロンからも逃げ出したくて、近くに住んでいた彼とは全く上手くいってなく、ご飯は毎晩カップラーメンを食べていた。(書いていて思う、なんて今は幸せなんだ。)そんな町でも好きなお店はあって、そこはおしゃれだけど、少し不思議な雰囲気のカフェで、ショーケースにはいつも美味しそうなケーキたちがずらっと並んでいた。フレッシュのハーブティーがあるのも良かった。

そのお店の名前が思い出せず、ネットで調べていたら、なんと今向かっているお店と同じ名前だった!驚いたし、嬉しかったのだけど、「あの時の建物ではなくなっているんだ」と思うと少し切ない。

わたしが住んでいたアパートの前を通る。大家さんのガス屋さん。小さな駅。ぐーんとあの頃に引き戻されてゆく。悲しくて、苦しい。そして「もっとここでの生活を楽しみたかった。」そう思った。今のわたしならば楽しく暮らせるのかな?なんて意味のないことばかり考える。

そして目的の場所へ。。なんと昔の面影は全くなくなっていた(建て直しているのだから当然なのだけど)。太陽がよく似合う、爽やかな、オシャレなカフェ。うんと素敵になっているのに、やはり寂しい。昔は影が似合うイメージだったからなぁ(勝手なイメージ)。

けれどショーケースのケーキたちは変わらず美味しそうで。「あぁ。やっぱりあのお店だ!」と感激。そしてわたしはパスタを食べたのだけど、とっても美味しかった。麺も適度な硬さで、クリームソースも軽いのに味わい深く、これまた感激。

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開放感があって、室内なのに清々しいって気持ち良い。いつかオットもこんな風にカフェを設計したりすることがあるのかな?今からとても楽しみである。

 

「すいかの匂い 」江國香織

 

すいかの匂い (新潮文庫)

20年くらい前の江國香織の短編集。主人公は皆、小学校高学年くらいの女の子。

どの子も少し、じっとりしている。ミステリアスというのかな。どの子も不思議な雰囲気がある。

そんな女の子たちの夏の思い出たち。といっても毎年やってくる"夏"ではなくて、特別な「あの夏」の物語。

カルピスが出てくる話を読んでいるときに、背後の方でカランカランと氷の音がして、「あ、カルピスの入ったコップだ」と思ったけれど、ここは図書館だった。誰かの鞄に付いているキーホルダーたちぎぶつかり合う音だった。5秒間くらいの出来事。

この物語の世界に予想以上に入り込んでいたんだなぁと、驚いた。

わたしはどんな女の子だったかな。「あの夏」はあったのかな?とつい考え込んでしまいそうになる。

 

2018/1  No.3 「すいかの匂い」 江國香織

craic

 

昼からは大好きなあのお店に行こう。そう決めていたので、昼前からせっせと粕汁作り。帰ってからは、ご飯を炊いて、塩鯖を焼き、出汁巻を作ればオーケー。

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出かける前に少し食べた。酒粕で化粧水を作っているので、常に酒粕がある。パックもしてみようかな。オットは嫌がるだろうな。以前、蜂蜜を顔にぺたぺた塗っていたら心底嫌がっていたから。食べ物をそんな簡単に顔に塗るなんて!といった感じに。

 

さてさて大好きなお店、つまりcraic(クラック)へ。

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食べかけだけど。

うーん、じんわり美味しい。なのでいつもゆっくり、ちびちび食べるのです。「じんわり美味しい」が一番すごいと思う。なかなか出会わないよ、じんわり美味しいお菓子なんて。これは出来立てのスパイシー大葉チーズスコーン。甘いスコーンももちろん食べた。

 

お客さんのひとりの方と話をしていて、かなり自分と重なるところがあって、胸がぎゅーっとなった。お互い順番に話して、わー、わかるわかる。って分かり合えて、うれしかった。 こんな出会いができるのも、この場所だからって分かってる。

わたしがまだ今より若くて、とても生きずらくて、心がトゲトゲしていたとき。このお店や、ここで出会えた人たちのおかげで、ずいぶん救われた。それまで狭すぎた自分の「枠」が広がったんだと思う。

 

この日も店主のチッペさんとたくさん話した。こんなにしっかり、どっぷり、話し合える相手がいるってありがたい。色んな意味でとても信用ができる、人生の先輩なのです。

 

21歳のときかな、ひとりでふらっと入って良かった。しみじみそう思う。

 

 

雪が降った日

 わたしの住んでいる町にも雪が。

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子供はよろこび、大人は嘆いている。(けどじつは少し嬉しいんじゃないかな?)雪があまり降ることのない町の、雪の記憶。

小学校の頃を思い出した。授業中に雪が降ってきて、担任の先生が授業の途中にもかかわらず「外であそぼう!」と言ってくれたこと。この先生の一言の後に湧き出た、みんなの歓喜の叫び。いまでも思い出せる。みんなの顔も、動きも浮かんでくるくらい。あれは最高のプレゼントだった!

しかしわたしの記憶は、けっこう夢と現実がごっちゃごちゃなので、本当にあった出来事か少し不安なのだけど。けれど夢だったとしても、とてもすてきな出来事だったのだ。

 

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数時間でこんなに積もった!(家の裏の荒れっぷりったら。。)道路の温度計を見るとマイナス4度だった。その数字を見て、うわぁ、寒いなぁ。と呟きつつも、やっぱりわたしは喜んでいる。

車の運転とか、困ることがでてくるにもかかわらず。それでも雪が好きらしい。

 

変わる瞬間

 

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今読んでいる本です。

「小説のように」アリス・マンロー 

アリス・マンローの本ももう四冊目?それにしても、相変わらず先の読めないストーリーたち。はらはらとは違う、ドキドキとも違う。ただ、予想ができないのだけど、現れる文章をただ淡々と受け入れていく、わたし。甘ったるくない、少し乾いた文章がかっこいいと思う。

40代や50代になった時にもアリス・マンロー作品を読んでいたい。きっと、今とは感じ方が違うだろう。もっとわたしの内側が色んな反応をする気がする。

 

今日は雨が降っていた。コンビニに寄って、コンビニを出たときにはみぞれに、そして雪へと変わっていった。変わる瞬間、それは特別な時間だった。きっと、どんなこともそうなんだろうなぁ。

今日は家にあるお肉と野菜で、カレーにしました。オットは3日連続カレー(コンビニ、ココイチ、家に)らしいけど、へっちゃらなんだって。カレーは偉大なり。