なんてことない日記

毎日お寿司が食べたいなぁ

12月の過ごし方(ある一日)

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最近はずっと何かを編んでいる。本が(全然!)読めないのが残念なのだけど、音楽を聞いたり、映画を見ながらひたすら編むのが今は楽しい。

少しずつ形ができてきて、完成に近づいていくと胸がワクワクする。近道ができないところもいい。いつも、すぐ近道したくなる、もしくは遠回りし続けちゃうから。ずっとゴールしないとかもある。

このニットベレー帽は編むのが本当に楽しかった。今はハンドウォーマーをたくさん編んでいる。何回も編めば上手になると思ってたけど、ちょっと違った。手が慣れてきたせいで、手をの感覚を信用し過ぎて、しょっちゅう間違えたりたりするのだ。そんな簡単にいかないところもわたしを夢中にさせるのかもしれない。

 

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最近コーヒー豆を買いに行ったコーヒー屋さん。3 Cedars Coffeeさん。

ちっちゃい湯飲みみたいなので試飲させてくれるのがうれしい。あとコーヒー豆のイメージ写真がすごく好きだった。映画みたいな写真。

秋冬のブレンドを2袋買って、店内で待つ。コーヒーをサービスで淹れてくれた。わたしはラテ。待ってる間、色んな人たちがコーヒーを買って行く。ラテを飲んでる間も。

ラテはすっごく美味しかった。ミルクがまったりしてて、コーヒーとすごく合ってて。思わず、一口飲んで「こんな美味しいラテ初めて」とオットに囁いた。

オットはわたしが何かに感動するとすぐ「こんなの初めて」といっちゃうのが可笑しいらしい。ほんと食い意地がすごいなと。

けど本当に美味しいときにしかその言葉はでないんだもん。いいじゃない。と思っている。

ここのコーヒー屋さんは信頼できる。なんだかそう思ったのだ。コーヒーの美味しさはもちろん、お店の人の雰囲気がそう思わせたのだと思う。

お店を出て、車を停めてた港のパーキングまで歩きながら、オットとお店の感想を言い合った。お互いお店の方がものすごく好きになっていて、少し興奮しながら色々話した。あぁだよね。こうだよね。と。もうすっかりファンなふたり。

パーキングの近くでは小さなライブがあってて建物から音が漏れていた。楽しそうな人たちがうろうろしている。

 

歳が明けたらまた買いに行こう。

 

30歳成人説

昨日30歳になった。大好きな人たちからの、たくさんのおめでとう。それは今、わたしの体にしっかり詰まっている。その証拠に外は寒いのに、体も冷たいのに、不思議なくらい感覚がぽかぽかなのだ。

 

わたしは子供の頃から人付き合いがあんまり上手じゃない。苦手な人たちとも付き合って、嫌な気持ちになって、それでもずるずる一緒に居たり。よくない方向に向かっているとわかってても離れられなかったり。

けど、20歳のあの日、色んなことが変わったあの瞬間。とにかくもう自分の好きな人とだけ関わろうと思った。ばっさり、すっきり。

そのあと、自分は冷たくてひどい人間なのかも知れないとたくさん悩んだ。いい人間になりたいのにな、と。(いい人ではなく、いい人間に)

大好きな人たちから、たくさんのおめでとうをもらった昨日。あの時、わたしはひどいことをしたんじゃなくて、自分を大切にすることを選んだんだ!と思った。

 

小沢健二の歌詞が浮かぶ。「もしも間違えに気がつくことがなかったとしたら?並行世界の僕はどこらへんで暮らしてるのかな?」

たくさん間違えて、気がついて、軌道修正しながら生きてきた。

もし、間違いに気がつくことがなかったら、わたしはオットとも出会えていない。それに今みたいに本を読むこともなかったかもしれない。毎晩お酒をたくさん飲んで、酔っ払って、ひたすら自分の欲を満たすことしか考えていない人間になっていたかもしれない。そんな気がするのだ。気づけてよかった。

間違えたことなんてない!って言う人もきっといるんだろうな。それは、すごいことのようで全然すごくない気もする。

 

村上春樹の30歳成人説でいうと、わたしはやっと新成人。たしかに20歳のときよりもしっくりくる気がする。

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ロイヤルホストのパフェをふたりでつつき合う。幸せの象徴のような食べ物!そう言いながら食べた。

尾道 2019 ごはんとまとめ

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1日目の昼ごはん。お好み焼きいわべえ。カウンター席のみの小さいお店。わたしは、砂ずりとイカ天入りの尾道焼きにした。昼間から飲むビールはしあわせの飲み物だ。

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LOGのカフェで飲んだカフェオレ。なんとも独特な味だったな。コーヒー通が好む味なのかな?そう思うと、美味しく感じられなかった自分がちょっと悔しい。

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夜ごはんは駅にある食堂ミチ。

お店の真ん中の、三角にとがったカウンターの中にいるおばちゃんがすごく好きだった。おでんの様子を見ながら、お客さんのお悩み相談みたいなのもしてたりして。安くて美味しいお店。
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2日目の朝ごはんは尾道U2のビュッフェ。ただただ贅沢。

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夜ご飯はあかとら。全部とっても美味しかった。写真を撮る余裕がないくらい食べた!

特にチャーハンが好きだった。あまりに美味しくて、一口食べるたびに唸っていた。

パラパラでもなく、しっとりでもなく、ふわっふわなのだ。味付けも上品で、虜になる。

食堂ミチでも思ったけど、醤油が九州とは全く違う。九州の醤油はやっぱり甘いんだな。どっちも美味しいけど、やっぱりわたしは甘い醤油を愛している。というかカトレア醤油を愛している。
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美味しすぎておかわりしに行った「からさわ」のアイスもなか。もなかもアイスも口溶けが良い。それにもなかの食感がとっても良い。こんなに軽やかな美味しさのアイスもなかがあるなんて。普段はスーパーカップを5食に分けるわたしが、すぐおかわりしちゃったアイスもなか、おそるべし。


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フェリーに乗って渡った向島で飲んだサイダー。このサイダー、とにかく炭酸が強くて、甘すぎなくてとっても美味しかった。こんな美味しいサイダーってなかなか飲めないと思う。

お店のおばちゃんにサイダーの美味しさを必死に伝えた。あまりに熱心なわたしを見てオットは「すげぇな」とひいていた。
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最後の昼ごはんは、「拉麺またたび」のラーメン。変わった雰囲気のお店。好きな雰囲気。

ラーメン美味しかったな。そしてなによりチャーシューが絶品だった。柔らかくて、一瞬だけふわっとスパイスの香りが通り過ぎて行く気がする。それがとっても心地よい。普段は、チャーシュー嫌いな方なのに、なんでチャーシュー麺なんて頼むの?と、思うのに、ここはチャーシュー麺を食べるべき店だ!と思った。生まれて初めてチャーシュー麺を注文するかもしれない。はぁ、感動したな。

 

 

暮らすように旅をしたい。観光地ももちろん行ったけど、地元の人が愛している場所が好き。

尾道は商店街を何往復もしたせいか、この街の人になった気持ちなった。このまま尾道で暮らそうかな。帰る方が不自然かも。そんなふうに思った。もし結婚してなかったらそうしてたのかな?オットと美味しいレモンの飲み物を飲みながらそんなことを考えてた。

人はあったかくて優しいし、食べ物は美味しいし、街並みは美しい。あ、まだ心は尾道だ。

尾道 2019

 

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11月6日、尾道に到着。いい天気。駅に着いた瞬間すでに感じる心地の良さ、なんだろう。

ロープウェイで上の方へ登る。平日なのにロープウェイぎゅうぎゅうだったな。エレベーターならなんとか我慢できるんだけど、ロープウェイのぎゅうぎゅうは、なんだかなぁ。

下りは歩いて。小走りになる。転がりそうになりながら歩く坂道。なんとか無傷でLOGにたどり着く。

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インド人建築家がリノベーションした建物。スタジオ・ムンバイ。オットが何度も言っていたので覚えたのだ。繊細で、重厚感もあって素敵だった。

美術館や図書館でも、軽くて真っ白なおしゃれなのより、ある程度どっしり感のあるわたしは好み。心から安心して過ごせるのだ。

LOGを頭に思い描くとき、さまざまな色の糸を紡いだようなイメージが浮かんでくる。複雑で繊細。今度は泊まってみたいな。


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2日目は電車に乗って倉敷へ。浦辺鎮太郎の建築展へ。オット大満足、よかった。
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大原美術館の隣の喫茶店へ。おばさま、いやおばちゃん達の話し声が凄まじいお店だった。

けど、みんな楽しそうなのが良かったな。全然どんよりしてなくて、みんなたくさん笑ってたな。

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有名な尾道U2にも。外国の人が多くて日本じゃないみたい。
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宿は尾道駅にあるM3(エムスリー)ホステル。おしゃれで清潔で便利。しかし酔っ払いのサラリーマンに注意。
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夜の散歩。こんな景色を見ながら毎日歩きたい。尾道は長い商店街があるのだけど、夜になるとランニングしている人が沢山いた。わたしの住んでいる街の商店街とは全然違う。

散歩しながらいい雰囲気の本屋さんにも行って、古本のラーメンズの本を買った。

きれいなお姉さんがそこの店主と話していた。わたしは店主がお姉さんを好きだと思った。オットはお姉さんが店主を好きだと思ったらしい。

本屋を出て他人の恋愛(妄想)についてあーじゃないこーじゃない言って、笑いながら歩いた夜の商店街。わたしたちはしょうもないのだ。しょうもないことが楽しい。

 

ジョージ

 

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姪っ子と金魚すくいをした。

ふたりして1匹もすくうことができずお店の人がくれた金魚。わたしが1匹、姪っ子が2匹。

姉が1匹ならどんぶり金魚でいけるんじゃない?と教えてくれたので、わたしはお家にあった器で飼うことにした。

それからオットと名前を考えた。

「赤いからリンゴ、リンゴスター?」

とわたしが言う。

「リンゴっぽい形でもないし、ポール?」

とオットが言う。

「ポール苦手だな。ジョンが好き」

とわたし。

「ジョンレノンぽくない」

とオット。

(ふたり)「、、、ジョージ!」

それからジョージに毎朝ヒア・カムズ・ザ・サン聴かせている。

姪っ子宅の金魚の名前は、スナオとデカ子?らしい。長生きしてくれるといいな。

 

今日は友人宅で鍋パーティー。久しぶりに友人とビール飲むのが楽しみ。いってきます。

感じること、表現すること

昨日は、オットが参加している建築展に義父と義母と行ってきました。

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オットらしくていい展示だった。

オットは余白のあるひとだと思う。頭の中にも、心の中にも。それをわたしはとてもいいなと思っている。

わたしはぼーっとしているくせに頭の中がカオスなのだ。

 

他の建築家たちの展示もとても面白かった。

自分の頭の中にあることを形にして、心に思うことを文章にする。そして言葉で伝えること。

その大切さ、大変さ。

わたしは最近そんな作業を全くしてない。そんなわたしが偉そうに「これが好き」「これは嫌い」なんて言えないと思った。

 

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展示を見た後は義父と義母とデパートの京都物産展へ。一保堂でほうじ茶を買った。義母は極上で、わたしはくきほうじ茶。

一保堂はくきほうじ茶と何故か決まっている。

おいしい串カツ屋さんのカウンターで、三人並んでノンアルコールビールで乾杯。いい夜だなぁ。

 

深夜に帰宅したオットと語らう。展示のこと、建築家仲間のこと、おいしい串カツのこと、話したいことはなんでも。

またまた、いい夜だなぁと思った。

大阪旅行

 

三連休は友人の暮らす大阪へ。

福岡に住んでる友人とは新幹線で合流して行った。美味しいパンを買ってくれていたので、わたしは車内販売のコーヒーを買った。友人と美味しい朝食のおかげで眠気がようやく覚めた。

 

大阪に暮らす友人の家には旦那さんと娘ちゃんがいる。わたしたちは四ヶ月の娘ちゃんにメロメロなのだ。お人形さんみたいで、泣くときはシクシク泣く。泣いててもひたすらかわいい。

旦那さんはものすごく優しい。きびきびと丁寧に家事をこなす姿が素敵。九州には居ないな。そう思ってしまった。九州男児って本当にあるんだなと。

 

友人が生活している街の風景を見るのって好き。この道を歩いて、このスーパーに寄って、ここの駅を使う。三日間だけど、わたしもこの街に住んでる気持ちになった。

 

友人たちとの三日間は、あっ!とうゆまに過ぎていって、今それはキラキラしてて、宝物みたいになっている。不思議だけど、何度確認してみてもそんな感じなのだ。

冬にはみんなで会える。待ちどうしい。

 

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ベンツのカフェ!っていっても味はいたって普通。お土産グッズは高級でした。

 

 

 

500円の使い方いろいろ

 

わたしと甥はオットから500円のお小遣いを貰い、ブックオフへ行った。(ふたりともブックオフ大好き)

 

お店に入り、じゃあ!と解散し、お互い好きなコーナーに入り浸る。慎重に選ぶ。予算は500円。こういうの好きだな。

わたしが選んだのは文庫本4冊。108円×4=432円。

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スタンド・バイミー/スティーヴン・キング

はつ恋/ツルゲーネフ

ランゲルハンス島の午後/村上春樹

バガージマヌパナス/池上永一

 

本当は本好きKさんおすすめの春夏編ゴールデンボーイが読みたかったんだけど、なかったので秋冬編のスタンドバイミーを読むことにした。また春夏編は出会えた時に。

 

はつ恋も読んでおきたかった本だし、バガージマヌパナスは小学生の頃に漫画版を読んで衝撃を受けた物語。小説はどんなだろう。

ランゲルハンス島の午後は昨日、ご飯を炊きながら読んだ。西日が落ちてくる、夕方のキッチンの片隅で読むのにぴったりだと思った。村上春樹をもっと好きになるエッセイ集。

 

ちなみに甥の選んだ物はモンスト(モンスターストライク?)のキーホルダー4つ。使い道は自由な500円。いろいろな500円の使い方。

家に帰って、ふたりでオットに本とキーホルダーを見せてお礼を言った。

大人も子供も楽しめるブックオフ。ありがとう、ブックオフ